神戸・三宮の英会話学校 ザ・ニュービレッジ

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日本人が知らない「クリスマスマーケットの本当の姿」

日本と海外の文化の違い その6 

日本人が知らない「クリスマスマーケットの本当の姿」

── 国によってまったく違う、冬の風景

日本でもすっかり冬のイベントとして定着したクリスマスマーケット。

キラキラのイルミネーション、ホットワイン、かわいい雑貨……

このイメージを“ヨーロッパ全体の伝統”だと思っている人も多いのでは?

実は、ヨーロッパの国々での「受け止め方」はまったく違います

本場の中心はドイツ語圏

──アドベントと結びついた何百年もの歴史

ドイツやオーストリアでは、クリスマスマーケットはアドベント(クリスマス前の4週間)の大切な行事。人々が心を整え、家族と過ごす時間を楽しむ期間に深く結びついています。

● 起源は中世の市

・最古の記録:1434年ドレスデン「シュトリーツェルマルクト」

・冬の生活必需品を買う“12月市”が元

・のちに宗教行事と融合し、現在のマーケットへ

“ショッピングよりコミュニティ”という空気感は、この歴史から生まれたものです。

ヨーロッパでも感覚はさまざま

──イギリス・フランスではわりと新しいイベント

近年人気ですが、実はイギリスの年配の方はこう言います。

「これドイツから来たイベントですか?」

フランスでも同じで、伝統というより観光イベントとして発展したタイプが多め。

つまり、「ヨーロッパ=どこでも昔からある伝統」ではないんです。

クリスマスマーケットに“サンタはいない”?

──象徴は「Christkind」

日本のマーケットではサンタが主役になりがちですが、ドイツ語圏の伝統ではサンタは脇役。

象徴となるのは Christkind(幼子キリスト)。白と金の衣装をまとう、妖精のような姿の存在です。

サンタ文化が広まったのはアメリカの影響が大きいため、クリスマスマーケットとは別ラインの文化だったりします。

買う”ためじゃなく、“過ごす”ためのマーケット

──本場の冬の夜の楽しみ方

ドイツやオーストリアではこんな風景がよく見られます。

  • 夕方、仕事帰りに家族や友人と集合
  • イルミネーションの下を歩きながらおしゃべり
  • 片手にグリューワイン
  • 子どもたちは木工のおもちゃやお菓子に夢中

賑やかに見えて、どこか静かで落ち着いた時間が流れます。“冬の暮らしの延長”という感覚に近いでしょうか。

日本のクリスマスマーケットは“日本らしい進化”をしている

日本のマーケットはエンタメ性があって華やか。ライトアップや写真映えの演出が多く、独自の「イベントとしての楽しさ」が定着しています。

ただ、商業的にアレンジされた部分が強いので、本場のものとは目的や空気が少し違う印象があります。

どちらが良い悪いとかではなく、「各国ごとの成り立ちが違う」ので、比べてみると面白いです。

日本でも人気。でも商業化した感じは、すこし本場のものとは違いそうですね。もし機会があれば――

一度は訪れたい、冬のヨーロッパの風景に出会えるかもしれません。

イルミネーションも、屋台の匂いも、空気の温度すら違って感じるはずです。

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