日本と海外の文化の違い その1
「スタイルいいね」はNG? 英語圏との文化の違いに注意!

日本では、「スタイルがいいですね」「足が長くてうらやましい!」「小顔ですね」など、相手の体型について褒めることがよくありますよね。言っている側に悪気はなく、むしろ「好意的なコメント」として伝えているつもりがほとんどでしょう。
でも、その感覚のまま英語で伝えると、思わぬすれ違いや不快感を生んでしまうこともあるんです。
体型に関するコメントは、実はとてもデリケート

英語圏では、たとえ褒めているつもりでも、相手の身体的特徴に注目してコメントすること自体がNGという価値観があります。
たとえば:
- 足が細い → 「痩せすぎ」と言われて悩んでいる人も
- 肌が白い → 「病弱に見られる」とコンプレックスを抱える人も
- 小顔 → 英語圏では特に褒め言葉ではない
- 頭が小さい/足が長い → 「だから何?」と疑問に思われることも
つまり、何が「魅力的」に見えるかは国や文化によって全く違うということ。そして、「体型に言及する」という行為自体が不快に受け取られることがあるのです。
英語では、こんなふうに言い換えるのが自然
「スタイルがいい」という気持ちを伝えたいなら、体型ではなく服装・雰囲気・全体の印象などに焦点をあてた言い方がおすすめです。
👍 安心して使える表現

- You look great!
→ 「素敵ですね」「印象がいいですね」など、全体の雰囲気をふんわり褒める表現
- That outfit looks great on you.
→ 「その服すごく似合ってますね」。スタイルの良さも間接的に伝わります
- You have a great sense of style.
→ 「センスがいいですね」。ファッション全体を褒める自然な言い方です
- You look very fit.
→ 「健康的で引き締まって見えるね」。体に触れすぎずポジティブに褒める表現
文化が違えば、価値観も違う
大事なのは、「褒めているつもり」が相手にとって嬉しいとは限らないという感覚を持つこと。
日本ではよくても、英語圏では「失礼」「プライベートに踏み込みすぎ」と感じられることがあります。
そしてもう一つ大事なのは、「体に触れない」こと。
「ねえねえ」とポンポンするのもNG!

英語圏では、相手の体にむやみに触れるのもNGです。たとえ軽い気持ちでも…
- 「お腹出てきたね〜」とポンポン叩く
- 「ねえねえ」と背中を軽く叩く
- 「細いねー」と腕をつまむ
こういった行動は、親しみではなく「不快な侵入」として捉えられることがほとんど。相手との距離が近くても、「相手の体に触れるのは本人から言われない限りしない」ことが基本ルールです。
まとめ:「スタイルがいいですね」は英語で言わないほうが安全!
- 英語圏では、体型へのコメントは避けたほうがベター
- 見た目を褒めたいときは、服装・雰囲気・全体的な印象に注目
- 相手の体に触れる行動も慎重に
- 国が違えば、価値観も違う。だからこそ、相手の文化を尊重する気持ちが大切です
「良かれと思って」伝えた一言が、相手の心にどう届くか。英語で話すときは、ちょっとだけ立ち止まって考えてみることが大切ですね。
通学型英会話スクールで学ぶ最大の利点は「文化のリアルに触れられること」
オンラインやアプリで英語の知識や文法を学ぶのも便利ですが、実際の会話を通じて文化の違いに気づいたり、フィードバックをその場で受け取ったりできるのは、通学型ならではのメリットです。
1. 言葉の「正しさ」ではなく、「自然さ」が学べる
たとえば、「You have a great figure.」という文は文法的には正しい。でも、リアルなネイティブ講師に「それは使わないほうがいいよ」と言ってもらえることで、生きた英語の感覚が身につきます。
2. 「知らないうちに相手を不快にしていた」を防げる
文化の違いからくる無意識のタブー、たとえば「体を触ってしまう」「見た目のコメントをしてしまう」など、日本人がやりがちなことも、その場で指摘してもらえる環境があると安心です。
3. 表情やジェスチャー、距離感まで体験できる
英語は言葉だけじゃない。ネイティブ講師や他の生徒とのやりとりを通して、表情・態度・距離の取り方といった非言語コミュニケーションにも自然と気づけるのが通学制の強み。
4. 文化の背景を「会話の中で」学べる
例えば「なぜ体型を褒めるのがNGなのか?」といった文化的背景や歴史、価値観の違いも、実際の英会話の中でテーマとして取り上げることができる。自分から質問して深掘りできるのも魅力です。
まとめ:通学型の英会話スクールは、「言葉+文化」を体で覚える場所
英語をただの「言語」として学ぶのではなく、人と人がつながるツールとして正しく、自然に使えるようになりたい人には、通学制の環境がとてもおすすめです。
- 会話を通じて文化が見えてくる
- 間違えたときにその場で直してもらえる
- 日本語ではOKでも、英語では避けた方がいいことに気づける
こうした気づきは、テキストやアプリではなかなか得られない「リアルな英語の感覚」につながりますよ。
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